組合加入Q&A
組合加入Q&A
01
労働組合とは?

労働者が団結して賃⾦や労働時間などの労働条件や、職場環境の向上を図るためにつくる団体です。日本国憲法第28条では、労働三権(団結権、団体交渉権、団体行動権)が保障されており、その一般法として「労働組合法」が定められ、これに基づき労働組合が組織されます。当組合でも、会社に対して、労働条件を改善するための交渉や、より働きやすい職場環境を実現するための提案を⾏っています。

02
なぜ労働組合が必要なの?

労働者1人ひとりの意見や抱えている問題は会社(経営者)に届きにくいのが実状です。労働組合法によって会社と交渉する権利が保障されている労働組合が労働者の代表となり、団体として労働条件(賃金や労働時間)や職場環境(支社・支店の設備改善や安全衛生、ハラスメントの問題、ダイバーシティの推進など)について交渉を行うことで、改善を促すことができます。

03
労働組合に加入して何か変わるの?

もちろん、労働組合の交渉による恩恵は非組合員でも受けることができます。また、個人の志向によっては組合員であるメリットをあまり感じないかもしれません。しかし、組合員が増えることで組合自体の発言力や影響力が強まり、より強力な立場で会社と交渉を行うことができるようになります。影響力の大きな組織としてこれからも組合を存続させていくためには、できる限り多くの方にご加入頂くことが重要となります。

04
仕事をしながら組合活動はできるの?

会社との交渉や要望は執行委員会(組合役員)が行います。強制的に組合役員を命じられることはありません。また、組合員同士の交流を目的としたイベントや、組合員の意見収集を目的とした職場集会についても、仕事やプライベートの状況に合わせて可能な範囲でご参加ください。

05
労働組合に加⼊すると会社から嫌われたりしない?

会社は組合員であることを理由に労働者を不当に扱ったり、解雇することはできません。また、これまでに組合員に不利益(出世させない、遠⽅地に転勤など)が生じたことも一切ありません。

06
非正規雇用の従業員でも加入できるの?

正社員に限定した組織ではありませんので、ご加入頂けます。ただし、当組合内での制度が未だ十分に行き届いておりませんので、ご加入を検討される際は、お近くの当組合役員にお声掛け頂くか、お問い合わせフォームより一度ご連絡ください。

07
組合加⼊に費用はかかるの?

組合費として、非管理職の一般組合員からは「基本給×1.1%」、管理職組合員からは「1000円」を毎月の給与から天引きさせていただいております。なお、国内の労働組合における組合費の平均値「基本給×1.6%」(2021年調査)と比較すると、当組合の組合費は低いといえます。

08
組合費は何に使われるの?

執行委員会の活動費用や組合員間の交流イベントに活用されます。毎年開催される定期⼤会では、組合員の皆さんへ会計報告を行い、次年度の予算案の承認を受けて運営しています。

09
組合加⼊のメリットは?

個人の状況により様々ですが、例として、組合加⼊者から聞かれた主なメリットは以下のとおりです。

・他部署の組合員と交流ができ、コミュニティが⼤きくなった

・会社の仕組みや情報、課題について知ることができた

・⾃分の働いている環境を良くしたいという意識がうまれた

・不満を会社の上層部に伝えることができた

など

10
なんかうさんくさいんだけど…

他の労働組合の過激な行動や不祥事などから悪いイメージをお持ちかもしれませんが、適切な活動を行っている組合は、労働者の労働環境や福利厚生などを守り、改善するための貴重な存在です。当組合は特定の団体や法人、宗教などとは一切関係ありません。また、会社との関係は良好ですので安心してください。